夢館でお着物を着はったお客様とお話ししていると
「やっぱり京都に来たらまず世界遺産を訪れたいですね。」と言われます。
ところで京都に世界遺産は17ありますがその中で
「二条城」だけがお城と呼ばれるものです。
お城は日本の象徴として大変貴重ですが当時の姿をそのまま残しているお城は
日本中を探してもホンマに少ないです。時には主(あるじ)と運命を共にして落城。
時には主の交代など・・・お城は主と共に生きてきました。
そして数々の歴史の中で事件に巻き込まれ、またある時は戦火(せんか)のためその姿は失われてきました。お城を訪れたら気分がホッとする。とかお城を眺めるとその雄大さに心を奪われるというお城ファンもたくさんやはるそうです。
そんな貴重なお城の1つ「二条城」は慶長8年(1604年)徳川幕府初代将軍「徳川家康(とくがわいえやす)」が京都の宿所として築城しました。そして約300年後に15代将軍 「徳川慶喜(とくがわよしのぶ)」 が「大政奉還
(たいせいほうかん)」するまで江戸幕府を見守り続けてきました。
こうして人々の歴史を見てきた「二条城」は今も雄大な姿で訪れる人を迎えてくれます。
夢館御池別邸から「二条城」は交通も便利です。もちろん京都の街並みを見ながら歩いても行けますよ。ぜひお着物をきて雄大な姿に感動してください。

京都検定1級 貴船 茜
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